胸が鳴るのは君のせい Mune-Kimi

浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.) 白石 聖

6.4 Fri

浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.) 白石 聖

Introduction

2012年から2014年まで「ベツコミ」(小学館)で連載され、累計発行部数250万部を突破する大人気コミック「胸が鳴るのは君のせい」がついに映画化。転校生の有馬と、有馬を思い続けるつかさの“片思い奮闘記”として始まった物語は、“高校生の片思い”という誰もが経験したことがあるようなささいな日常と、ふいに胸がきゅんとする瞬間を原作者・紺野りさが青春の瑞々しさたっぷりに描き出し、瞬く間に女性の心を鷲掴みにしました。

主演を務めるのは、グループとしての活動はもちろん、ドラマ・ミュージカル・バラエティ番組など個人での活躍も目覚ましい 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴。2020年、雑誌「Myojo」の企画「第26回あなたが選ぶJr.大賞」の最注目部門「恋人にしたいJr.」で第2位を獲得するなど、次世代ジャニーズの王道アイドルとしても大注目の浮所が、本作で映画初主演!普段はクールで飄々としているが、時折見せる優しさやはじけるような笑顔が魅力の、原作でも絶大な人気を誇る有馬隼人を繊細に演じ、俳優としての更なる“飛”躍を見せます。

ヒロイン・篠原つかさ役には、リクルート「ゼクシィ」12代目CMガールで注目を集め、今や話題作への出演が絶えない若手注目女優の白石聖。TVドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(NTV系)や「世にも奇妙な物語」(CX)、連続ドラマ初主演を飾った「恐怖新聞」(CX系)などで並外れた存在感を放ってきた白石が、王道少女コミックのヒロインに初挑戦。不器用ながらも自分の気持ちに正直に生きていくつかさを感情豊かに演じ、どこか応援したくなるような魅力的なキャラクターに彩りを与えます。
有馬とつかさのクラスメイトで、いつも女子に囲まれているイケメン・長谷部泰広役には、NHK連続テレビ小説「エール」に出演し、TVドラマ「社内マリッジハニー」(MBS)、「FAKE MOTION-たったひとつの願い-」(NTV)と立て続けに主演を務めるなど、活躍が目覚ましい板垣瑞生。チャラチャラしていたのに、つかさへのまさかの恋心に戸惑ってしまうピュアさが憎めない、原作でも有馬と並ぶ人気を誇る長谷部を絶妙なバランスで演じます。そして有馬の元カノ・長谷部麻友役を演じる原菜乃華は、昨年公開の映画『罪の声』で見せた圧巻の芝居から大きくイメージを変えて、あざとさを武器に再び有馬に迫るお嬢様学校の美少女役で、新たな一面を見せます。

監督には、「SPEC」シリーズや映画『悼む人』など多くの堤幸彦監督作品で監督補や編集ディレクターとして経験を積んだ髙橋洋人を抜擢。本作で映画監督デビューを果たします。

有馬に告白をするがきっぱりとフラれてしまうつかさ。それでも「フラれてもあきらめない」と、自分の気持ちに正直に全力で恋をするつかさと、その思いに徐々に心を動かされていく有馬。2人の絶妙な距離感に“胸”が鳴る、等身大の青春ラブストーリーが誕生。若手注目キャストが織りなす切なくも甘酸っぱい高校最後の一年が、恋する勇気と楽しさを教えてくれます。

Story

高校1年の3学期に転校してきた有馬隼人(浮所飛貴)は、イケメンなのに愛想が悪くて、なんだかちょっと怖い。クラスメイトの篠原つかさ(白石聖)は、そんな有馬が気になり、いつしか目で追うようになっていた。男みたいな名前を「いい名前じゃん」と褒めてくれたり、遅刻して先生につかまりそうなところを助けてくれたり……。予想しないタイミングで繰り出される自分だけに向けた優しさに、いつも胸が高鳴ってしまう。
高校2年生最後の日。友達から「両思いじゃない?」とはやし立てられたつかさは、ずっと抱いてきた有馬への思いを伝えようと決意。淡い期待を抱いて告白したにもかかわらず、「そういう目で見たことない」ときっぱりフラれ、あっけなく玉砕してしまう。

新学期。またも有馬と同じクラスになったつかさは、変わらず友達として優しくしてくれる彼への思いを募らせ、諦めるどころか好きな気持ちがますます加速。ついに「フラれてもがんばる!」と宣言する。
ところが、3年で同じクラスになったイケメンの長谷部泰広(板垣瑞生)から、いとこが有馬の元カノだと知らされて大ショック!もやもやとした気持ちを抱えながら向かったオリエンテーションキャンプでは、なんとお嬢様学校に通う元カノの麻友(原菜乃華)に遭遇し、よりによって「有馬くんとよりを戻したいから協力して」とお願いされてしまう。清楚な美少女ライバルの登場に動揺するつかさ。一方長谷部は、そんなつかさに対して芽生えた初めての感情に戸惑い、時折、切なそうな表情で見つめるようになっていく。

事あるごとにつかさにちょっかいを出していた長谷部の変化に、有馬の心中も穏やかではない。さらに麻友と有馬の過去には、決してつかさが立ち入ることのできない深いつながりがあり、そのことが、つかさの恋が叶わない原因になっているようで……
怒涛の展開を見せる高校生活最後の1年。不器用なつかさたちの思いはもどかしいほどに絡み合い、すれ違っていく。果たして、何度傷ついても、何度挫折しても諦めない、一途な片思いの行方とは? 

cast

  • arima hayato
    有馬隼人
  • shinohara tsukasa
    篠原つかさ
  • hasebe yasuhiro
    長谷部泰広
  • hasebe mayu
    長谷部麻友
  • sakai midori
    酒井みどり
  • takaoka toshiki
    高岡俊樹
  • hoshikawa yayoi
    星川弥生
  • kaneko keisuke
    金子圭佑
  • mano ririko
    真野梨々
  • kakigoriyano taisho
    かき氷屋の大将

staff

Direction 監督 髙橋洋人 TAKAHASHI HIROTO
Direction 監督 髙橋洋人 TAKAHASHI HIROTO

映画初監督作品になりますが、この機会をいただけたことと公開に向けてご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。原作を読み、“好き”という人の想いは今の世の中に大切なテーマなのではないかと感じました。脚本家の横田さんがその繊細な心模様を素敵に描いてくださり、漫画の中から飛び出してきたような浮所くんと白石さんはカッコよく可愛らしく、キャスト皆さんが “想い”を大切にしながら演じていて、スクリーンから眩しいくらいに輝きが溢れ出ています。木村プロデューサーや女性陣から女子の心を注入してもらいスタッフ皆さんの力によって完成しました。私の胸が鳴っています。観てくださる皆さんにも同じ想いを共有していただけたら嬉しいです!

COMMENT

1979年5月15日生まれ。神奈川県出身。堤幸彦に師事し、数々の作品のセカンドディレクター・監督補・メイキングディレクターを務める。映画監督は本作が初。主な映画作品は、『悼む人』(監督補/15)、『ストロボエッジ』(メイキングディレクター/15)、『春待つ僕ら』(監督補/18)など。

PROFILE
Script 脚本 横田理恵 YOKOTA RIE

福島県出身。1997年、テレビドラマ「心療内科医・涼子」で脚本家デビュー。主な作品は、ドラマ「ごくせん」シリーズ、「1リットルの涙」(05)、「花咲舞がだまってない」(14)、「ミストレス~女たちの秘密~」(19)、「ナイルパーチの女子会」(21)、映画『覆面系ノイズ』(17)など。

PROFILE
Music 音楽 KYOHEI(Honey L Days KYOHEI

2008年、Honey L DaysのVo/Gtとしてavex traxよりデビュー。作詞・作曲・編曲を手掛ける。代表作は、ドラマ「タンブリング」(10)主題歌「まなざし」、映画『L♡DK』(14)主題歌「君色デイズ」など。また、個人として数多くの映画・舞台の音楽監督を務める。映画『覚悟はいいかそこの女子』(18)、舞台「鉄コン筋クリート」(18)など。

PROFILE

Original Comics

原作「胸が鳴るのは君のせい」

小学館「ベツコミ フラワーコミックス」にて
2012年11月号~2014年9月号まで連載
全5巻+番外編1巻

著者:紺野りさ

COMMENT

実写映画化決定のお話を最初に聞いた時は震えが止まりませんでした!まさか自分の人生にこんなスペシャルな大事件が起きようとは、正直今もまだ夢見心地です。涼しげな目元が爽やかな凄まじいイケメンの浮所さんも、快活な笑顔がとてつもなく可愛い白石さんも、有馬とつかさのイメージそのもの!!なので、『胸きみ』を好きになってくださったファンの皆様はもちろん沢山の方に楽しみにして頂けたら嬉しいです。

PROFILE

11月14日生まれ。東京都出身。2007年、「恋せよオトメ」でデビュー。緻密なキャラクター設定と恋する女子の印象的なセリフが共感を呼び、数多くの作品を連載。近年の作品には、「好きになってもいいですか」「恋々ざかり」「明日の3600秒」などがあり、現在は「ベツコミ」にて「AM8:02、はつこい」を連載中。

theme song

岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世の6人からなるジャニーズJr.内のユニット。2018年から、バラエティ番組「裸の少年」(EX)にレギュラー出演。2020年には、ドラマ「真夏の少年~19452020」(EX)にグループで主演を務めるなど、デビュー前ながら話題沸騰中。
PROFILE
浮所飛貴
『胸が鳴るのは君のせい』の主題歌を 少年が歌わせてもらえることになりました!タイトルは「虹の中で」です。お話をいただいた時はとても驚きました!曲のカラーを聞かれたら青・白と答えたくなるような、まさに「胸きみ」カラーな曲です!恋のときめきやキラキラした青春の疾走感を感じさせる爽やかな曲なので、通学や通勤の時に聞いていただければ一日頑張れると思います。映画の主題歌を歌えるということは本当にすごいことなので、レコーディングにも熱が入り、かなりこだわって時間もかけて臨みました。辛いことがあっても頑張れるような、フレッシュになれる曲だと思います。「ここ!」っていうパーフェクトなタイミングで、この映画にぴったりなエンドロールが流れます!皆さんに早く劇場で聴いてもらいたいです。是非お楽しみに!
COMMENT
切なくも、まぶしい片思いの行方は--高校最後の一年が、いま動き出す。
浮所飛貴(美少年/ジャニーズJr.) 白石聖 板垣瑞生 原菜乃華 河村花 若林時英 箭内夢菜 入江海斗 浅川梨奈 RED RICE(湘南乃風) / 原作:紺野りさ「胸が鳴るのは君のせい」(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊 監督:髙橋洋人 脚本:横田理恵 音楽:KYOHEI(Honey L Days)主題歌:「虹の中で」美少年/ジャニーズJr. 制作:村松:秀信 與田尚志 藤島ジュリーK. 久保雅一 長坂信人 / 企画・プロデュース:木村元子 エグゼクティブプロデューサー:柳迫成彦 プロデューサー:峠本悠悟 谷鹿夏希 制作統括:福冨薫 宣伝プロデューサー:高橋遥介 柳林宏明 / 撮影:斑目重友 照明:川里一幸 録音:高須賀健吾 美術:長谷川功 寒河江陽子 装飾:坂本朗 編集:伊藤伸行 / 選曲・音響効果:壁谷貴弘 スクリプター:中村愛由美 衣裳:藤山晃子 ヘアメイク:加藤まり子 助監督:高橋由紀 制作担当:小川勝美 / 「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会」東映 東映ビデオ ジェイ・ストーム 小学館 オフィスクレッシェンド / 制作協力:ドリームプラス 制作プロダクション:オフィスクレッシェンド 配給:東映 ©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
2021 6.4 Fri